語彙を豊かにしよう

日本語の力の根っこにあるものはなんでしょうか?

そもそも言葉はどのように成り立っているかといえば,端的には「語彙」と「文法」です。

「語」の集まりと,それをどう並べるのかということの二つが,車の両輪のように言葉の根っこにあるのです。

「語彙」が豊富であればあるほど,豊かに自分の感情を表現したり,あるいは他者の気持ちもそれだけ細やかに理解できるようになります。

今回のRAKUTO春期講習2017では,語彙を豊かにすることを目指して,「ことわざ」をテーマにとりあげました。

ことわざとは?

ことわざは,古くから伝わる日本人の知恵を,ぎゅっと凝縮して分かりやすく表現したものです。

こうするとうまくいくよ。
これはよくないことだよ。
気を付けないといけないよ。

そういったことが分かりやすく詰まっています。

似たようなものに「慣用句」があります。
これは,二語以上の言葉がくっついて新たな意味を持ったものです。

「腹が立つ」で「怒る」という意味になりますが,「腹」と「立つ」のそれぞれの本来の意味を一緒に組み合わせても,「怒る」という意味は見つかりませんね。慣用句は,ひとつの決まった言い方なのですね。

使いこなそう 作り出そう

今回の春期講習では,こうしたことわざや慣用句をたくさん見て,声に出して,意味を想像し,そして使う練習もしました。

一つ,二つであっても,「こんな風に使うのかな?」「こんな感じでいい?」と試行錯誤しながら,子供達は例文つくりにチャレンジしていました。

使ってみないと身にはつきません。たとえ,最初はうまく作れなくても,「こうかな?どうかな?」と考えて作る過程で身についていきます。

最後は面白可笑しく,新しいことわざを作ってしまおう。

遊びながら,「ほんまはこんな意味やけど,これはこんな風になるねん」とみんな想像力豊かに考え出していました。

じゃじゃん!「くさのねをかってさがす」ってどう?

「草の根を分けて探す」ならぬ「草の根を刈って探す」

なんだか大変そうな探し物も,見渡しやすくなってすぐに見つかりそうですね。

ことわざも慣用句も総数はいったいどのくらいあるかわかりません。

これからどんだけのことわざや慣用句に出会うかわかりませんが,今回の講習のように,楽しく親しんでくれることを願います。

これ僕が作ったことわざだよ。私のも見て。