子供の活動時間はどのくらい?

みなさまのお子さんは,1日にどのくらいの睡眠を摂っていますか?

小学生の1日の平均睡眠時間は,低学年で10~11時間,高学年で9~10時間だそうです。

おおざっぱな目安で1日10時間としましょう。

そうすると,24時間のうち活動している時間,つまり朝起きてから寝るまでの時間はおおよそ14時間ということになります。

1週間で計算すると,14時間×7日間=98時間ということになります。

ものすごくおおざっぱですが,子供たちの活動時間は,1週間当たりで100時間ぐらいと見積もることができます。

家と学校が大半

さて,子供たちのメインの活動としては,平日は学校があります。
学年が上がると6時間授業も増えて,学校で過ごす時間も長くなりますが,1日当たり6時間から8時間ぐらいです。30時間から40時間ぐらいの間。残りで習い事をしたり,家族と過ごす。これが小学生の「活動時間」のイメージです。

RAKUTOの役割

RAKUTOの授業は,主に低学年が対象のHOPクラスですと,4教科で2時間の授業時間。休憩や前後の時間を含めても,教室で過ごす時間は2時間半ほどです。

上に書いたように,子供たちは,活動時間のほとんどを家庭と学校で過ごします。合計100時間のうちの2時間半は,2.5%ほどしかありません。

つまり,RAKUTOに通っている子供たちに直接影響を与えることができるのは,わずか2.5%の時間だけなのです。

しかし,その2.5%の中に,残りの97.5%にいい影響を与える,大きな効果を及ぼすタネをまいていこう・・というのがRAKUTOです。

たった2.5%しかないのですから,それで何もかもがまかなえますというほど傲慢にはなれません。

勉強の基本はやはり学校にあります。そして,学校で学ぶことは,教科に限らず,大事なことがたくさんあります。

家庭でのしつけもとても重要なものです。

それらに「とってかわる」ものではありません。

家庭や学校で行われる教育に,よりよい効果を,よりよい影響を与えたい。それがRAKUTOの願いです。

たとえばマインドマップ。ノートに書くことがこんなに楽しいなんて。

絵をいっぱい描いて,色もたくさん使って好きなように描く。

好きなように描くのは,考えないとできません。描こうとする内容に,自ずと能動的になるのです。そういう姿勢が身につくと,学校での授業の受け方も変わるに違いありません。

私たちが関われるのは2.5%。ほんのわずかですが,それでも100%に影響を与えることを目指しています。